妊活パパも知っておきたい「子宮と卵子のはなし」
卵子のしくみ
女性の体には生まれた時に約200万個の卵子があるそうです。日々新たに作られる精子と違って、生まれてから増えることはありません。
1回の月経周期で1個排出され、一生のうちに排卵されるのは約480個。それ以外は体内で消滅していき、また加齢とともに老化することがわかっています。
卵子の老化とは、卵子を形成している内部の核やミトコンドリアの活動が弱くなったりすることで、受精卵や細胞分裂に影響が出るそうです。
卵子の数
計算式 30万個-{(年齢-12歳)×12ヶ月×1000個}=残りの卵子の数
27歳の場合 30万個-{(27歳-12歳)×12ヶ月×1000個}=12万個
子宮のしくみ
子宮とは赤ちゃんが育つ場所で、子宮内膜が厚くなって着床に備えることからベッドに例えられることが多いようです。通常は鶏卵ほどの大きさで筋肉でできていて、赤ちゃんの大きさまで伸びることができます。
着床が行なわれず、子宮内膜が剥がれ落ちて血液とともに経血となって排出されるのが生理です。
卵子と同じく、子宮も加齢とともに老化すると言われています。筋肉でできているため年齢を重ねると筋力が弱くなったり、子宮内膜に凹凸ができて受精卵が着床しにくくなったりするようです。